IperionX、ロッキード・マーティン社のテスト用チタンプレートを製造

IperionX Limitedは、チタン原材料の低コストでより持続可能なサプライチェーンを提供するために、米国で製造されたチタンを利用して構築されたチタンプレートコンポーネントを航空宇宙会社ロッキード・マーティンに納入する契約を締結しました。

ASX の発表では、IperionX言ったロッキード・マーティンのチタンプレート部品は、粉末冶金プロセスとIperionXの先進的なチタン角粉末を使用して製造されます。

「チタン部品のコストを削減するということは、当社の製品の性能を向上させるためにこの材料をより広範囲に使用することを意味します」とロッキード・マーチン社のシニアフェロー、ブライアン・ローゼンバーガー氏は述べています。積層造形プロセスと材料。

同氏は、今回の命令により、ロッキード・マーチン社はチタンプレート素材の材質と機械的性能の予備評価を実施すると強調した。

また、IperionX は、特許取得済みの水素焼結および相変態 (HSPT) 技術を使用して性能と耐久性を向上させます。これは、チタン部品の微細構造を改善して、鍛造チタン合金に匹敵する強度と疲労特性を実現する最先端の技術です。

IperionX CEOのAnastasios Arima氏は、ロッキード・マーチン社とのパートナーシップは、IperionXの革新的な低炭素チタン技術の商業化における新たな重要な一歩を示すものであると述べた。

「これらの特許技術は、チタン鉱物またはチタンスクラップ金属を原料として使用して、既存の製造プロセスよりも大幅に低いコストと二酸化炭素排出量で高品質のチタン製品を製造できます」と有馬氏は述べた。

ロッキード・マーティンの試作機の注文は、同様の品目や技術サービスに関するこれまでの公開市場取引に基づいており、契約の総額はIperionXの資金ポジションや貸借対照表にとって重要ではない。

IperionX は、最初のプロトタイピング作業プログラムは 26 週間で完了する予定だと述べた。

ASX上場企業によると、チタンは軍用戦闘機やエンジン、軍需品や武器の部品、海軍プラットフォーム、軍用地上車両など、米国のさまざまな防衛システムにとって重要な素材であるという。

ロッキード・マーティンは、空、陸、海、宇宙の製品のあらゆる分野において、重要な構造やその他の主要コンポーネントにチタン合金を広範囲に使用しています。

2017 年に設立された IperionX は、宇宙、航空宇宙、電気自動車、3D プリンティングなどの先進産業向けの低炭素チタンの開発会社です。